うさぎのケガ 病院に行くべきか

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どんなに大切に飼っていてもうさぎがケガをすることもあるかもしれません。どうしよう!と飼い主さんが慌ててしまってはうさぎもびっくりして興奮してしまいます。まずは落ち着いて様子を観察しましょう。必要に応じて速やかに病院へ連れていきましょう。

骨折

うさぎの骨はとても薄く、軽くできているので骨折しやすいです。骨折は原因によって、外傷性骨折と病的骨折に分かれます。外傷性骨折とは、正常な骨に大きな外力が作用して起こる骨折です。勢いよくジャンプした時や、無理な抱っこの仕方で骨折したり、ドアに挟まって骨折するといった場合です。病的骨折とは、くる病(ビタミンD欠乏や代謝異常により生じる骨の石灰化障害)、骨腫瘍、骨感染症、栄養障害などが原因で骨の強度が低下して起こる骨折です。

腰椎骨折(ようついこっせつ)

脊椎に損傷を受けると、腰椎が骨折しやすいです。原因は落下事故や誤って踏んでしまったり、狭いケージ内での跳躍、または暴れるうさぎを無理に押さえつけようとして骨折させてしまうこともあります。事故の起こった直後、うさぎは意識を失いますが、しばらくすると意識は回復します。しかし、腰椎の骨折は脊髄の損傷を伴い、下半身麻痺になるケースが多いです。⇒すぐに病院へ連れていきましょう。X線検査を行い、骨折部位を確認します。脊髄のダメージが軽ければ生活できるくらいまで回復する可能性がありますが、ダメージが重度で排便・排尿のコントロールもできない場合には治る見込みがなく残念な結果になることも。

脛骨骨折(けいこつこっせつ)

ケージの金網やカーペットなどに爪をひっかけて、それをとろうとして暴れた時や、高いところから落ちた時に後ろ足を骨折することがあります。症状は後ろ足を引きずっていたり、後ろ足を床につけないで歩いていたりします。痛みのせいで動けずにじっとして、食欲低下がみられる場合もあります。⇒食欲があっても骨折していることもありますので病院で診てもらいましょう。ギブスで固定するか手術をすることもあります。時間がたってしまうと骨が変な形にくっついてしまうこともあるので出来るだけ早めに病院へ連れていきましょう。

脱臼

脱臼とは関節を形成する骨同士の互いの位置関係が正常な状態から逸脱し、かつ正常に機能しなくなった状態を言います。骨折の場合と同様に、高いところから落ちたりケージ内で暴れたりしたときに起こります。股関節や肘関節、膝関節に起こりやすく、脱臼した関節部分は曲げ伸ばしができなくなります。⇒足を浮かせていたり歩き方がおかしい場合は痛みがあるのですぐに病院へ連れていきましょう。麻酔下で骨を元の位置に戻し固定するか、手術する場合もあります。ただし、時間が経ってしまっては手術できなかったり、手術をしたとしても元に戻らなくなります。

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外傷

咬傷(こうしょう)

犬や猫、または別のうさぎに噛まれてできた傷を咬傷と言います。オスうさぎは縄張り意識が強いので、オス同士を同じケージで飼育すると激しい喧嘩になります。オス、メスにかかわらず狭いケージで多頭飼いをするとストレスから喧嘩になることもあります。喧嘩の際に噛まれて傷ができることがあるのです。⇒小さな傷でも、放っておくと細菌感染により膿瘍ができ、皮膚のふくらみがみられるようになります。早急に病院へ連れていきましょう。噛まれてからすぐに病院に連れて行った場合と1日後に連れて行った場合とでは完治までの時間やうさぎへの負担が大きく異なります。

出血

ガラスのような鋭利なものでスパッと切れて出血する場合や爪が折れて出血する場合があります。また、外傷が見当たらなくても出血痕がケージの中などにある場合、血尿や子宮がんなどの疑いもあります。⇒カラスなどで切れた場合は早急に病院へ連れていきましょう。洗浄し縫合してもらえば化膿する可能性も低いです。爪折れの場合も止血や消毒が必要な場合があります。また、化膿止めを飲ませなければならないこともあるので病院で診てもらいましょう。外傷が見当たらない場合の出血も、病気の早期発見が重要なので一度診てもらいましょう。

 

まとめ

うさぎのケガとなる原因は色々あります。予防策として、爪が伸びすぎないよう爪切りを定期的に行ったり、爪の引っかかりやすい金網などの床材やループのあるカーペットを使用しない、正しい抱き方をする、落下事故に注意する、多頭飼いや他の動物との接触を避けるなど、普段からできることがあります。それでもケガをしてしまった場合は動物病院へ連れていきましょう。時間が経つと状態が悪化する場合や後遺症が残る場合もあります。

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